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【Q3】ウェア形ダイヤフラム弁(400形)とストレート形ダイヤフラム弁(500形)の違いについて教えてください。

ウェア形ダイヤフラム弁(400形)とストレート形ダイヤフラム弁(500形)は、バルブの基本構造は同一ですが、流路構造や適用分野に違いがあります。
それぞれの主な特長は、以下の通りです。

○ウェア形ダイヤフラム弁(400形)

  1. 流路に堰(ウェア)をもつダイヤフラムバルブの基本形です。ダイヤフラムと本体の堰(ウェア)が隙間無く密着することで気密性が保たれ、高い弁座シール性能を発揮します。
  2. 本体とダイヤフラムの材料は種類が豊富なので、幅広い流体に対応できます。
  3. 適用分野:化学、環境・水処理、鉄鋼、船舶、医薬、食品、半導体、発電事業など

○ストレート形ダイヤフラム弁(500形)

  1. 流路が直線状(ストレート)に近く、圧力損失や液溜りの少ない構造です。
  2. 粘性流体、繊維質流体、スラリー、汚泥(スラッジ)、浮遊固形物などを含んだ流体に適しています。
  3. 適用分野:浄水場、終末処理場など

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